住宅の中で熱損失の大きい順番で一番は窓で48%、
次が外壁の19%、3番目は換気の17%、
続いて屋根の6%が標準的です。
断熱についていえば「窓に始まり窓に終る」ということは過言ではありません。
ヨーロッパの各国では窓の熱貫流率(U値)の最低基準が示されているのに対し、日本では窓の基準がない。
これおかしくないですか。
断熱、断熱といっている割には最も大事な所が追求されていないのです。
「ヨーロッパは寒冷地が多いし別格だから」
という声が聞かれますが、大きな間違いです。
一例として、韓国でも窓の最低基準として罰則付で定められているのです。
又、中国においても同様で、中国の最低基準を満たそうとしたら日本の2大メーカーの最高レベルの商品でしかクリアできていないのです。
詳しい数値はあえて載せませんが、
こうなっている最大の理由は国にU値の最低基準がないことですね。